◇ ヤマタネ×グリーン、新アプリ「e-kakashi LITE」実証実験を開始

 ㈱ヤマタネ(東京都江東区、山﨑元裕会長、河原田岩夫社長)は9月30日、新アプリ「e-kakashi LITE(イーカカシライト)〈仮称〉」の実証実験を開始したと発表した。グリーン㈱(東京都港区、戸上崇CEO)との資本提携による協業の第一弾として実施するもの。

 「e-kakashi LITE」は、センサーやハードウエアの設置を必須とせず、衛星マップから圃場を指定することができ、また従来よりも少ない条件設定で収穫適期を予測できるアプリ。実証実験では、このアプリを用いて、出穂期から収穫日の予測精度を検証し、実際の登熟状況とのマッチングを図る。「過去の栽培データやAIを駆使して、より正確な予測をめざす」としている。
 ヤマタネは、「産地との信頼に基づくネットワーク」を活用し、この取組みに関心のある秋田、宮城、新潟を中心とした生産者との橋渡しを行い、プロジェクトの円滑な進行をサポートしていく。「米穀をはじめとする多様な農産物を対象に省力化を手助けし、産地との連携を一層強化する取組みを通じて地域農業の維持と発展を図る」としている。

《e-kakashi LITEの特徴》
△シンプルな初期設定:衛星マップから圃場を指定し、作付けの設定と、積算温度の目標値を入力するだけで、収穫適期の予測をプッシュ通知で受け取ることができる。
△生育記録に基づく目標積算温度の自動計算:過去の生育記録を入力することで、ユーザーごとに最適な目標積算温度を自動で計算する。
△生育ステージの自動判定機能:過去の出穂日や収穫日が不明でも、おおよその栽培期間を月単位で入力するだけでAIが生育ステージを自動で判定し、最適な目標積算温度を計算する。
△過去の作付け記録と環境情報を紐づけて分析し「自分の圃場の収穫適期」を推定するAIを搭載。刈取りの最適なタイミングを予測し、収穫作業の効率化と品質の向上をめざすことができる。

 将来的には、定植から収穫日まで予測範囲を拡大させるほか、病気や害虫のアラート機能を追加することも計画。さらに、従来のe-kakashiセンサーデバイスと連携することで、より予測精度が向上し、品質の向上、収穫量の増加、生産者の収益性向上に繋がるような栽培管理機能の開発も目指していくという。

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