24年のスーパー業界は3年ぶり増収増益、値上げ奏功も地場・中堅には切実な課題
㈱東京商工リサーチによると、2024年の「スーパー経営会社」の業績は3年ぶりに増収増益を記録した。 22~23年は巣ごもり需要の反動減が続いていたが、24年は物価高に伴う商品価格の上昇が業績改善に寄与したといい、725社の合算は売上高が前期比+6.3%、利益は+31.7%となった。 また、売上高 […]
㈱東京商工リサーチによると、2024年の「スーパー経営会社」の業績は3年ぶりに増収増益を記録した。 22~23年は巣ごもり需要の反動減が続いていたが、24年は物価高に伴う商品価格の上昇が業績改善に寄与したといい、725社の合算は売上高が前期比+6.3%、利益は+31.7%となった。 また、売上高 […]
帝国データバンクは5月9日、3月の「カレーライス物価」を公表した。 それによると、カレーライス1食あたりの費用は前月から+14円にあたる「421円」に達し、12か月連続で最高値を更新した。1年前と比べると+103円(32.4%)の値上がりだ。 このカレーライス物価は、家庭における標準的なレシピを […]
(一社)日本惣菜協会(平井浩一郎会長)は4月28日、2024年の「惣菜市場」の市場規模を前年比+2.8%の11兆2,882億円と算出した。業態別では、惣菜専門店・食料品スーパー・コンビニが4年連続で伸長を続ける一方、比較的市場規模の小さい百貨店と総合スーパーは小幅ながら4年ぶりに減少へと転じた。構 […]
(一社)日本フードサービス協会(久志本京子会長)は4月25日、外食産業市場動向調査結果を公表した。3月の外食産業の売上高は前年同月比+7.0%と堅調を維持し、前年同月比がプラスとなったのは3年4か月連続のことだ。 引き続きインバウンドが追い風になっている一方、物価高騰で消費者の選別は進んでおり、 […]
㈱ぐるなびは4月11日、食に関する消費者の意識・実態調査結果を公表した。2月、インターネットで20代~60代のぐるなび会員2,199人に訊いたもの。 まず、直近1か月間での支出額を尋ねたところ、昨年と比べて上昇幅が大きかった品目は、野菜(前年から+584円)、肉類(+432円)、そして米(+41 […]
加工食品の国内市場は、2031年には24兆8,678億円に達する見込みであることが分かった。4月10日、㈱富士経済(東京都中央区、菊地弘幸社長)が公表した「加工食品市場(19カテゴリー・386品目)調査」結果によるもの。 2024年は、前年に続く価格改定や単価上昇で市場拡大を予想している。特に、 […]
物価上昇の影響を受けて、家計への負担を減らすために選んだ「ふるさと納税返礼品」のジャンル1位は、「米・パン」だった。4月10日、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」が公表した「ふるさと納税の利用実態に関するアンケート調査」結果によるもの。 それによると、2024年の返礼品選びに、物価上昇の「影 […]
農林水産省は3月28日、「令和6年(2024)夏の記録的高温に係る影響と効果のあった適応策等の状況レポート」を公表した。それによると、水稲で最も効果が高かったのは「高温耐性品種等の導入」だった。実際に多くの県で、高温耐性品種の一等米比率が県平均を上回っていることから、高温耐性品種の導入効果があった […]
マルハニチロ㈱は3月25日、「回転寿司に関する消費者実態調査」の結果を公表した。月に1回以上回転寿司店を利用する3,000人(全国の15歳~59歳の男女)を対象に、インターネットで2月に調査したものだ。 店選びの決め手は「値段が安い」「ネタが新鮮」 回転寿司店を選ぶ際に重視していることを聞いたと […]
農林水産省は3月25日、令和5事業年度(2023)農協・連合会一斉調査結果を公表した。それによると、組合員数が平成29年(2017)をピークに6年連続で減少、購買事業、販売事業を除く全事業で減収を計上。経常利益、最終益(当期剰余金)ともに減益となった。また販売事業のうち「米」は6年ぶりの増収、1組 […]
コロナ禍で繁栄を誇ったデリバリー・テイクアウト専門の倒産が勢いを増しているようだ。 ㈱東京商工リサーチが3月25日に公表したレポートによると、2024年度は残り1か月を残して103件の倒産が確認されており、過去最多である2023年度(122件)と同水準のペースで進んでいる。 これを規模で見てみると […]
築野グループ㈱(和歌山県伊都郡、築野富美社長)は3月24日、研究論文「米糠由来成分の皮膚透過性の評価」が学術誌に掲載されたと発表した。 日本化粧品技術者会誌Vol.59-No.1(2025年3月号)に掲載された研究成果「米糠由来成分の皮膚透過性の評価」は、米糠由来の機能性成分「フェルラ酸」「イノ […]
日本公庫(㈱日本政策金融公庫)は3月18日、農業景況調査(DI)の結果を公表した。今年1月に融資先の担い手生産者6,889から回答を得たもので、うち稲作は北海道681/都府県1,709の計2,390経営体。なお、このDIは良否判断の分岐点が「0」になる。 景況・収支DIは大幅改善 農業経営の良し […]
日本公庫(㈱日本政策金融公庫)が3月13日に公表した「米の購入」に関する消費者動向調査の連載最終回。 6.令和6年8月以降の米の価格上昇に対する考え 6-1.令和6年8月以降の米の価格上昇に対する考え 米不足が話題となって以降の米価上昇に対する考えは、「価格上昇には納得していないがやむを得ない」 […]
お茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎氏の子孫にあたる永谷嘉男氏が創業した㈱永谷園が制定。 永谷園は1952年に画期的なインスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」を発売し、お茶漬けをさらに身近な食べ物とした「味ひとすじ」の理念を持つ食品メーカーです。「お茶づけ海苔」は2012年に発売6 […]
農林水産省は5月1日、公式YouTubeチャンネルに「【5分で解説】米について」と題する5分25秒の動画を公開した。米をめぐる歴史的変遷をアニメーションで解説するものだ。 例えば食管制度や、米の消費減による減反政策(ネガ配分)の開始、3兆円の過剰米処理――など、昭和の農政を1分15秒ほどで振り返 […]
㈱東京商工リサーチによると、2024年の「スーパー経営会社」の業績は3年ぶりに増収増益を記録した。 22~23年は巣ごもり需要の反動減が続いていたが、24年は物価高に伴う商品価格の上昇が業績改善に寄与したといい、725社の合算は売上高が前期比+6.3%、利益は+31.7%となった。 また、売上高 […]
豊田通商㈱(名古屋市、今井斗志光社長)は5月14日、子会社の豊通食料㈱(東京都港区、小山一郎社長)が三井物産アグリフーズ㈱(東京都港区、塚原慶一社長)の全株式を取得し、6月2日付で完全子会社化すると発表した。 三井物産アグリフーズは、「豊通アグリフーズ㈱」へと社名を変更し、今年度内をめどに豊通食 […]
△取締役㈱アイリスプラザ取締役社長(執行役員㈱アイリスプラザ取締役社長)岩崎亮太 △執行役員製造・物流部統括本部長(再)副島昌和△執行役員BtoB事業グループ本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)鈴木賢△執行役員BtoB事業グループメーカー本部本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)本所翔平△執行役員ロボティ […]
岩塚製菓㈱(槇大介社長)は5月14日、2025年3月期の本決算を公表し、連結ベースは増収大幅増益での着地となった。 全体では、主力商品への集中生産と安定供給が奏功し増収、損益面も価格改定や設備面の見直しなどによる製造原価の改善が効果を発揮し増益だった。 米菓業界の動向については「食品全体におけ […]
米穀の集荷・精米加工・販売を手掛ける㈱高橋商事(北海道旭川市)の取締役会長 髙橋敏雄氏が4月18日、死去した。78歳。通夜・葬儀ともに近親者のみで既に執り行っており、ご供物・ご香典は「故人の遺志によりご辞退申し上げます」としている。