◇ ㈱コダマの有機発芽玄米、不可抗力の認証失効でJAS表示違反扱いに
農林水産省は9月20日、発芽穀物製造業者㈱コダマ(宮崎県日向市、児玉富喜夫代表)に対し、有機JAS表示違反があったとして行政処分を下した。商品そのものは間違いなく有機栽培された発芽玄米だったが、販売期間中、不可抗力で有機JAS認証が失効していたため、結果的に表示違反となってしまったもの。㈱コダマに […]
農林水産省は9月20日、発芽穀物製造業者㈱コダマ(宮崎県日向市、児玉富喜夫代表)に対し、有機JAS表示違反があったとして行政処分を下した。商品そのものは間違いなく有機栽培された発芽玄米だったが、販売期間中、不可抗力で有機JAS認証が失効していたため、結果的に表示違反となってしまったもの。㈱コダマに […]
農林水産省は「米・米粉消費拡大対策事業」の一環として、10月1日から大手外食チェーンなどと連携した「米コのグルメ~米粉を使ったグルメフェア2024~」を展開する。全国2,000以上の店舗で、フェアに合わせて新開発した米粉メニューや、フェア限定メニューなどを提供するもの。昨年に続き2回目の開催。11 […]
坂本哲志農相は9月20日の閣議後定例会見で、価格高騰による消費減への懸念の声に対する受け止めを訊かれ、「米の価格の上昇により、消費者の需要が減少するのではないかとの懸念の声があることは承知している」と述べた。その上で、「米の取引価格は、需給バランスなど民間の取引環境の中で決まっていくものであり、農 […]
10月下旬に開く食料・農業・農村政策審議会食糧部会で、今年の米の品薄状況の背景や原因を分析することが明らかになった。9月17日の閣議後定例会見で、坂本哲志農相が言及したもの。具体的には、「今年のような年一作の端境期における需給に、どのような動きがあったのか。しっかりと分析を行い、次年度以降にきちん […]
令和6年(2024)1~7月の商業用の米輸出は、「上半期の外食向けの需要増加など」を背景に、数量で前年同期比+23%の2万4,469t、金額では+29%の65億円と、ともに好調を維持した。農林水産省がマンスリーレポート9月号に掲載したもの。商業用米輸出量の多い上位5か国は、①香港、②アメリカ、③シ […]
農水省・消費者庁・環境省は9月14~27日、「サステナウィーク2024」を展開する。「みどりの食料システム戦略」に位置づけた「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」の一環として実施するもの。 「サステナブル(持続可能)な消費のヒントが見つかる2週間」として […]
農林水産省は9月10日夕刻、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。 それによると、集荷業者による令和6年産米の8月までの集荷数量(生産者⇒集荷業者)は前年同期比+20%、出荷数量(集荷業者⇒卸売業者)は+94%(ともに速報値 […]
農林水産省は9月9日付で、これまで公表してきた令和6年度(2024)の米の流通状況に関するデータを流通段階別に整理したページ「令和6年度 米の流通状況等について」を作成した。同時に、「米の需給状況の現状について」、「スーパーでの販売数量の推移(POSデータ 全国)」、「令和6年産米の出荷時期見込み […]
米穀流通業者の全国団体である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、山﨑元裕理事長)は9月3日、コーポレートサイトのトップページに、以下のメッセージを掲出した。 ◆消費者の皆様へ「お待たせしました 新米が届き始めています」 私どもは、年間を通じたお米の安定供給に努めております。現在、一部の量販店や小 […]
農林水産省が身近な食生活に関する情報や農水省の取組みを紹介する「消費者の部屋」(同省北別館1階)。8月9日まで、「『天穂のサクナヒメ』×農林水産省~日本の稲作を知ろう!~」を開催している。TVアニメ「天穂(てんすい)のサクナヒメ」とのコラボ展示で、稲作の文化や農作業に親しみをもってもらうために実施 […]
農林水産省は7月30日、令和6年産水稲の西南暖地における早期栽培の作柄概況(7月15日現在の『作柄の良否』)を以下の通り公表した。 △ 徳 島(早期栽培)平年並み△ 高 知(早期栽培)平年並み△ 宮 崎(早期栽培)平年並み△ 鹿児島(早期栽培)平年並み△ 沖 縄(第1期稲)平年並み 「田植期以降 […]
昨年7月から今年6月にかけて主食用米の需要量が、前年同期比+11万tの「702万t」(速報値)だったことが分かった。主食用米の需要量が増加したのは平成25/26年(2013/2014)以来、10年ぶり。農林水産省が7月30日の食料・農業・農村政策審議会食糧部会に提出した、いわゆる7月指針、つまり基 […]
農林水産省が身近な食生活に関する情報や農水省の取組みを紹介する「消費者の部屋」(同省北別館1階)。”毎年恒例”となっている特別展示「『原料原産地表示制度』、『米トレーサビリティ制度』の紹介」が、今年もまた始まった。7月12日まで。 担当者によると、消費者の部屋は、年間を通し […]
令和5年度(2023)「食生活・ライフスタイル調査」結果の連載。第2回は、定量調査その2「食や農のつながり」。それによると、日本の農業の課題の認知度は、「食品ロスの削減」「食料自給率の低下」「農業従事者の減少・高齢化」の順で高い。農業・農村の多面的機能について、認知しているのは3割弱。居住地の農産 […]
米袋専門メーカーの㈱アサヒパック(大阪府大阪市、山澄正一郎社長)は12月2日、「持続可能な価格へと上昇した米価は、〝それでも経済的〟なこと」をPRする店頭POPデータの提供を開始した。同社ホームページから無料でダウンロードできる。 POPデザインは、3種類をラインナップ。共通して、令和6年産米の価 […]
農林水産省は12月1日から、外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを展開している。消費者庁、環境省と、440の自治体が賛同する「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」との連携企画。来年1月31日まで。 忘年会や新年会など年末年始の会食が「多くなる時期」の食品ロス軽減を目的に、外食や […]
帝国データバンクは11月29日、今年12月と来年以降の食品値上げ見通しを公表した。食品主要195社を対象とした定期調査によるもの。それによると、来春にかけて「値上げラッシュ」再燃する見通しとしている。 今年12月の値上げは、パックごはんやレトルトパウチ食品など109品目で、年内で最も少ない水準だっ […]
丸紅㈱(東京都千代田区、柿木真澄社長)は11月27日の取締役会で、次期会長・社長人事を内定した。 【令和7年《2025》4月1日付】△取締役名誉顧問(取締役会長)國分文也△代表取締役会長(代表取締役社長)柿木真澄△社長(常務執行役員)大本晶之 【令和7年《2025》6月総会日付】△名誉顧問(取締役 […]
神明グループの㈱Genki Global Dining Concepts(旧:元気寿司㈱、東京都台東区、東光法社長)は11月18日の取締役会で、新中期経営計画「GENKI VISION 2030」を決議した。グローバル事業の拡大に取り組むほか、リブライディング推進など国内事業の拡充、持続可能な経営 […]
神明グループの㈱Genki Global Dining Concepts(旧:元気寿司㈱、東京都台東区、東光法社長)は11月28日、都内で令和7年(2025)3月期第2四半期決算説明会を開催した。このなかで東社長は、売上高や各段階利益で過去最高を更新した上期に比べ、下期は若干ペースダウンすると説明 […]
警視庁は12月3日、種苗法違反などの疑いで計12人を検挙したと発表した。育成権者である農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)の許諾を得ずに増殖し、フリマサイトで販売した疑い。農林水産省と農研機構は同日、当該行為は「正規の許諾先や生産者に不利益をもたらすだけでなく、我が国の優良品種の海外流出リス […]