畦畔

　けいはん。畦（あぜ）の総称。水田と水田の境に盛った泥土のこと。「くろ」とも。圃場内の水が外に漏れないように作る。
　毎年、水張りの直前に畦を修理する作業を「畦塗り（あぜぬり）」または「畦づくり」と呼ぶ。
　畦の部分が道の役割も果たしていれば「畦道（あぜみち）」。
　厳密には、水田と水田の境の盛土が「畦畔」、水田と用排水路（溝）の境の盛土が「溝畔（こうはん）」なのだが、現在では区別なく、もっぱら畦畔と呼ばれている。

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