穀検

 こっけん。一般財団法人 日本穀物検定協会の略。昭和30年(1955)設立の第三者検定機関。
 昭和26年(1951)の食糧配給公団廃止に伴い、政府と民間との間に介在する検定機関が必要になったことから、まず翌年、社団法人 東京穀物検定協会が設立された。次いで同種の社団法人が、横浜、大阪、神戸、福岡、名古屋、長崎、広島、静岡、京都、小樽と次々に設立され、これらを統合する形で誕生した財団法人(当時)が、現在の穀検の最初。
 一口に「検定」といってもその業務は多様。現在は国内産農産物検査(米、麦、大豆)、外国産農産物検査、国内産農産物検査員の育成研修、成分検査(米穀の蛋白質、アミロース、小麦の蛋白質、澱粉)などに及ぶほか、米のDNA品種鑑定、残留農薬・カビ毒・重金属・微生物分析、成分分析、規格試験、品質性状試験、GM(遺伝子組換え)試験、砂糖分析、米の鮮度判定、大豆の豆腐加工適性試験など「理化学分析」、食味官能試験、JAS認定、包装容器証明などなど、多岐にわたる。

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