搗精歩合

 とうせいぶあい玄米白米精米)に搗精する際の、精米重量に対する玄米重量の割合のこと。搗精歩留まりとも。
 高いほうが利益率が高い。ただし、例えば酒米(酒造好適米、もと米)の場合、むしろ多く削ることで商品価値を高めるケースもある。この場合は「搗精割合」と称することが多い。
 搗精歩合は、原料玄米の産地や品種、産年によって微妙に異なるほか、精米機の性能や搗精手法、搗精技術によっても違いが生じる。主食用うるち米の場合、「整粒歩合80%以上の1等玄米を搗精する際、玄米白度に対する白度上昇率20%とすると、搗精歩留まり90.5%を得る」ことが搗精の目安と言われる。

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