筆

　ひつ。圃場を数える単位のこと。１筆、２筆（いっぴつ、にひつ）と数える。会話上、分かりにくいので「ふで」と発音することも。その圃場の面積は関係ない。
　もっとも今は１枚、２枚と数えるのが一般的で、「筆」は圃場を数える単位というより、抽出調査などをする場合に、別圃場から試料を採取していることを表すために使われることが多い。
　例えば作況指数を算出するため行われるのが「作況標本筆」（この場合は〝ふで〟と発音する）で、１筆ごと３㎡（１㎡×３か所）ごとにサンプルを採取する。これを「坪刈り」という。作況調査に伴う農水省の坪刈りでは、全国で１万200筆から採取している。

ごはん彩々

遠藤五一さんが作ったお米

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