お米マイスター

 おこめまいすたー日米連(《一財》日本米穀商連合会)が主宰する資格制度。平成14年度(2002)発足。当初は農林水産省の補助事業だったが、助成期間終了後も手弁当で継続している。
 定義は「お米に関する幅広い知識を持ち、米の特性(品種特性、精米特性、ブレンド特性、炊飯特性)を見極めることができ、その米の特徴を最大限に活かした『商品づくり』を行い、その米の良さを消費者との対話を通じて伝えることができる者」。
 「米の品種特性と新形質米」や「精米技術」など5項目の知識講習を経て試験を受け、合格すると「3ツ星お米マイスター」、更新後の技能講習に合格すると「5ツ星お米マイスター」に認証される。
 受験資格は、①米穀の届出事業者のうち小売業を営む者及びその家族、従業員、②米穀小売業に5年以上従事している者、③都道府県米穀小売組合に加入している者――の全てを満たす者または「日米連理事長が、とくに必要と認めた者」。
 近年は、米の実需者やユーザー向けの基礎的な講座「ごはんマイスター★講座」を開設しており、受講修了者「ごはんマイスター」は、「一ツ星お米マイスター」に位置づけている。

ごはん彩々

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