備蓄米放出めぐる農相・全米販らとの意見交換、地域や業態で「供給ばらつき」指摘
4月14日に江藤農相と全米販、各小売団体と行った意見交換の続報。会合自体は「非公開」だったものの、農林水産省は同日夕刻に「記者ブリーフィング」を実施。農産局企画課の武田裕紀課長が内容の一部を明らかにした。 それによると、備蓄米放出をめぐり、卸・小売双方から、地域や業態により供給状況にばらつきがある […]
4月14日に江藤農相と全米販、各小売団体と行った意見交換の続報。会合自体は「非公開」だったものの、農林水産省は同日夕刻に「記者ブリーフィング」を実施。農産局企画課の武田裕紀課長が内容の一部を明らかにした。 それによると、備蓄米放出をめぐり、卸・小売双方から、地域や業態により供給状況にばらつきがある […]
備蓄米放出をめぐり、江藤拓農相と全米販、各小売団体は4月14日、東京・霞が関の農水省・第1特別会議室で意見交換を行った。米価の高止まり解消に向けた関係者間の意見集約を目的として実施したもの。 全米販からは、山﨑元裕理事長、藤尾益雄副理事長(㈱神明社長)、塩沢均理事(ベイクックコーポレーション㈱社 […]
3回目の備蓄米放出の時期を訊かれた江藤拓農相は、「3回目はやると決めたわけではない。必要であれば、躊躇なくやると申し上げているだけだ」と、効果を見極めるまでは、追加放出を行わない考えであることを改めて示した。4月8日に開いた閣議後定例会見での記者とのやり取り。 また流通の目詰まり解消のためには、 […]
政府備蓄米の買い戻し条件付き販売をめぐり、早ければ来週にも数量などの詳細が公表されることが分かった。2月7日に開いた閣議後定例会見で、江藤拓農相が報告したもの。江藤農相はこのほか、石破茂首相から「早急に進めるよう指示があった」ことから、「実施に向けて準備を急がせている」と述べている。
1月31日に開催する食料・農業・農村政策審議会の食糧部会で、政府備蓄米の買い戻し条件付の販売を可能とするのか、議論することが明らかになった。1月24日に開いた閣議後定例会見で江藤拓農相が報告したもの。 江藤農相は、「(米が)足りないはずがない」と指摘した上で、昨今の需給逼迫・米価高騰を「健全では […]
国家貿易の枠外となる「民間貿易」で米を輸入する動きが出てきたことをめぐり、江藤拓農相は「国内の価格に影響を与えるようなロットではない」との認識を示した。1月10日に開いた閣議後定例会見で述べたもの。 現状を、「国内の米価が高いこともあり、kg341円(の関税)を払ってでも買おうという方が出てきてい […]
総務省が12月20日に公表した消費者物価指数(11月)で、米類が前年同月比+63.6%と過去最高の伸び率だったことをめぐり、江藤拓農相は「農産物に限らず全てのものの価格は市場で決まるのが大原則」としつつも、価格高騰に対し「農水省は何もしないのかと言われれば、考えなければならないと思う」と述べた。た […]
総務省が11月22日に公表した消費者物価指数(10月)で、米類が前年比で+58.9%と大幅に上昇したことをめぐり、江藤拓農相は「これまでの米価が生産コストに対して適正だったのか」と、国民に対して「考えてほしい」と呼びかけた。11月22日の閣議後定例会見で述べたもの。 肥料や燃料が値上げしていること […]
第2次石破内閣で農相に就任した江藤拓氏は11月11日の初登庁後、就任会見に臨んだ。このなかで、石破総理が掲げる「米増産」「米輸出拡大」に対して、「総理とよく話し合いをしなければならないと思っている」と述べるにとどめ、賛否についての明言を避けた。 《抱負》 様々な思いはあるが、(自民)党で総合農林政 […]
第2次石破内閣が11月11日発足、農林水産大臣に江藤拓氏(自民、衆・宮崎2区)の就任が決まった。5年ぶりの再登板にあたる。 えとう・たく 昭和60年(1985)成城大経済卒。ハーバード大国際問題研究所客員研究員、父・江藤隆美代議士の秘書などを経て、平成15年(2003)初当選。郵政採決問題で一度 […]
11月11日、石破内閣が臨時閣議で総辞職した。先般の衆院選で落選し、辞意を表明していた小里泰弘元農相は、東京・霞ヶ関の農林水産省で退任会見に臨んだ。今後の活動について訊かれ、「武者修行だと思っている。初心に帰って、またゼロからスタートしたい」「(地元・鹿児島で)現場本位、地域本位の活動をしていく」 […]
全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、山﨑元裕理事長)は5月20日、事務局を務める農林水産省「ニーズに基づく播種前契約のための取組支援事業」の参加者の募集を開始する。6月25日まで。 産地との安定的な供給体制の確立に要する経費などに補助金を支給するもの。主な対象者は、令和8年産米以降の播種前契約の […]
農林水産省は5月1日、公式YouTubeチャンネルに「【5分で解説】米について」と題する5分25秒の動画を公開した。米をめぐる歴史的変遷をアニメーションで解説するものだ。 例えば食管制度や、米の消費減による減反政策(ネガ配分)の開始、3兆円の過剰米処理――など、昭和の農政を1分15秒ほどで振り返 […]
㈱東京商工リサーチによると、2024年の「スーパー経営会社」の業績は3年ぶりに増収増益を記録した。 22~23年は巣ごもり需要の反動減が続いていたが、24年は物価高に伴う商品価格の上昇が業績改善に寄与したといい、725社の合算は売上高が前期比+6.3%、利益は+31.7%となった。 また、売上高 […]
豊田通商㈱(名古屋市、今井斗志光社長)は5月14日、子会社の豊通食料㈱(東京都港区、小山一郎社長)が三井物産アグリフーズ㈱(東京都港区、塚原慶一社長)の全株式を取得し、6月2日付で完全子会社化すると発表した。 三井物産アグリフーズは、「豊通アグリフーズ㈱」へと社名を変更し、今年度内をめどに豊通食 […]
△取締役㈱アイリスプラザ取締役社長(執行役員㈱アイリスプラザ取締役社長)岩崎亮太 △執行役員製造・物流部統括本部長(再)副島昌和△執行役員BtoB事業グループ本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)鈴木賢△執行役員BtoB事業グループメーカー本部本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)本所翔平△執行役員ロボティ […]
岩塚製菓㈱(槇大介社長)は5月14日、2025年3月期の本決算を公表し、連結ベースは増収大幅増益での着地となった。 全体では、主力商品への集中生産と安定供給が奏功し増収、損益面も価格改定や設備面の見直しなどによる製造原価の改善が効果を発揮し増益だった。 米菓業界の動向については「食品全体におけ […]
米穀の集荷・精米加工・販売を手掛ける㈱高橋商事(北海道旭川市)の取締役会長 髙橋敏雄氏が4月18日、死去した。78歳。通夜・葬儀ともに近親者のみで既に執り行っており、ご供物・ご香典は「故人の遺志によりご辞退申し上げます」としている。