農水省、「5分で米を解説する動画」公開
農林水産省は5月1日、公式YouTubeチャンネルに「【5分で解説】米について」と題する5分25秒の動画を公開した。米をめぐる歴史的変遷をアニメーションで解説するものだ。 例えば食管制度や、米の消費減による減反政策(ネガ配分)の開始、3兆円の過剰米処理――など、昭和の農政を1分15秒ほどで振り返 […]
農林水産省は5月1日、公式YouTubeチャンネルに「【5分で解説】米について」と題する5分25秒の動画を公開した。米をめぐる歴史的変遷をアニメーションで解説するものだ。 例えば食管制度や、米の消費減による減反政策(ネガ配分)の開始、3兆円の過剰米処理――など、昭和の農政を1分15秒ほどで振り返 […]
全農は4月28日、備蓄米のうち、全農取り扱い分の販売状況を公表した。 買戻し条件付売渡の第1~2回入札では、提示21万2,132tの94%にあたる19万9,270tを全農が落札したが、4月24日現在でその全量が販売先との契約を終えている。そして、販売先から出荷依頼が来ている数量は契約済の66%に […]
(一財)日本穀物検定協会(井出道雄会長/塩川白良理事長)は4月25日、こども食堂・こども宅食向けに無償交付する政府備蓄米の申請受付を開始した。様式に必要事項を記載し、規定の資料を添付した上でメールから申請する。詳細はこちらから。 なお、フードバンク向けは現在調整を進めており、申請期間が決まり次第 […]
㈱日本農業新聞は4月25日、荒川隆氏の著書を発刊した。タイトルは「食料安全保障と農政改革~まともな農水省OBの農政解読」。日本農業新聞に連載中の農政コラム「農政岡目八目」などを1冊にまとめたものだ。税込2,200円、四六判292ページ。 荒川氏は1959年宮城生まれ。82年早大政経卒、農林水産省 […]
江藤拓農相は4月22日の閣議後定例会見で、トランプ政権が要求するコメの自由化について改めて否定的な姿勢を示した(以下、要旨)。 その最大の理由として示したのが、改正基本法や新基本計画で掲げられた「食料安全保障の確保」で、「安い米があるならば、それを入れることは合理的ではないかと(いう声がある)。 […]
江藤拓農相は4月18日の閣議後定例会見で、政府備蓄米の流通状況を一部公表した(詳細はこちら)。 3月17~30日に引取があった集荷業者分の平均買受価格は21,352円(60㎏・税抜)/卸への販売価格は22,402円(同)で、その差額は1,050円。江藤農相は「集荷業者は運送経費のみを上乗せして利 […]
財務省は4月15日、財務大臣の諮問機関「財政制度等審議会」の分科会を開き、米の安定供給について議論した。このなかでMA米の用途に関しては、昨今の米価高騰による需要拡大を踏まえ、毎年9月以降に行う入札時期の前倒しや、主食用に供されるSBS枠の拡充など、主食用として柔軟に活用するよう求めた。 政府備 […]
4月15日に開幕した「FABEX(ファベックス)東京2025」の「第4回お米未来展」特別セミナーの続報。4月15日、農林水産省大臣官房審議官(技術・環境)の西経子氏が登壇し、「やっぱりお米が地球を救う!『みどりの食料システム戦略』のススメ」と題し講演。地球温暖化・人口減少・生産者の高齢化といった課 […]
政府備蓄米をめぐり、江藤拓農相は4月15日の閣議後定例会見で、前日開いた全米販・小売団体との意見交換会を「非常に内容のある会だった」「卸(全米販)から『こうしてほしい』という具体的な話が何点かあり、私も『なるほどな』という気づきがあった。これまでの商取引の慣習に関わることなので、省内で慎重に検討し […]
4月14日に江藤農相と全米販、各小売団体と行った意見交換の続報。会合自体は「非公開」だったものの、農林水産省は同日夕刻に「記者ブリーフィング」を実施。農産局企画課の武田裕紀課長が内容の一部を明らかにした。 それによると、備蓄米放出をめぐり、卸・小売双方から、地域や業態により供給状況にばらつきがある […]
備蓄米放出をめぐり、江藤拓農相と全米販、各小売団体は4月14日、東京・霞が関の農水省・第1特別会議室で意見交換を行った。米価の高止まり解消に向けた関係者間の意見集約を目的として実施したもの。 全米販からは、山﨑元裕理事長、藤尾益雄副理事長(㈱神明社長)、塩沢均理事(ベイクックコーポレーション㈱社 […]
政府は4月11日、改正食料・農業・農村基本法に基づく、初の「食料・農業・農村基本計画」を閣議決定した。改正基本法の基本理念に基づき、施策の方向性を具体的にまとめたもの。 平時からの食料安全保障を実現する観点から、激動する国際情勢や人口減少などの国内状況の変化などに対応するため、この計画期間を5年間 […]
農林水産省は4月11日、「政府備蓄米の買戻し条件付売渡し」に係る第3回入札の実施と、その売渡量を令和5年産米10万tとする方針を明らかにした。 今回の売渡は、第1回・第2回と同様に、政府備蓄米を一定期間内の買戻し条件付きで集荷業者に売渡すもので、需給・米価の安定化を図る措置となる。今後については […]
江藤拓農相は4月9日、「政府備蓄米を7月まで毎月放出する」と表明した。石破茂総理からの指示によるもので、まず第3回入札を「21日の週、23~25日あたりのタイミング」で行うと総理官邸で記者団に語った。また、来週にも大手卸らとの意見交換会を開く意向だ。以下は要旨。 【江藤農相】 総理指示は3点。 ① […]
お茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎氏の子孫にあたる永谷嘉男氏が創業した㈱永谷園が制定。 永谷園は1952年に画期的なインスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」を発売し、お茶漬けをさらに身近な食べ物とした「味ひとすじ」の理念を持つ食品メーカーです。「お茶づけ海苔」は2012年に発売6 […]
農林水産省は5月1日、公式YouTubeチャンネルに「【5分で解説】米について」と題する5分25秒の動画を公開した。米をめぐる歴史的変遷をアニメーションで解説するものだ。 例えば食管制度や、米の消費減による減反政策(ネガ配分)の開始、3兆円の過剰米処理――など、昭和の農政を1分15秒ほどで振り返 […]
㈱東京商工リサーチによると、2024年の「スーパー経営会社」の業績は3年ぶりに増収増益を記録した。 22~23年は巣ごもり需要の反動減が続いていたが、24年は物価高に伴う商品価格の上昇が業績改善に寄与したといい、725社の合算は売上高が前期比+6.3%、利益は+31.7%となった。 また、売上高 […]
豊田通商㈱(名古屋市、今井斗志光社長)は5月14日、子会社の豊通食料㈱(東京都港区、小山一郎社長)が三井物産アグリフーズ㈱(東京都港区、塚原慶一社長)の全株式を取得し、6月2日付で完全子会社化すると発表した。 三井物産アグリフーズは、「豊通アグリフーズ㈱」へと社名を変更し、今年度内をめどに豊通食 […]
△取締役㈱アイリスプラザ取締役社長(執行役員㈱アイリスプラザ取締役社長)岩崎亮太 △執行役員製造・物流部統括本部長(再)副島昌和△執行役員BtoB事業グループ本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)鈴木賢△執行役員BtoB事業グループメーカー本部本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)本所翔平△執行役員ロボティ […]
岩塚製菓㈱(槇大介社長)は5月14日、2025年3月期の本決算を公表し、連結ベースは増収大幅増益での着地となった。 全体では、主力商品への集中生産と安定供給が奏功し増収、損益面も価格改定や設備面の見直しなどによる製造原価の改善が効果を発揮し増益だった。 米菓業界の動向については「食品全体におけ […]
米穀の集荷・精米加工・販売を手掛ける㈱高橋商事(北海道旭川市)の取締役会長 髙橋敏雄氏が4月18日、死去した。78歳。通夜・葬儀ともに近親者のみで既に執り行っており、ご供物・ご香典は「故人の遺志によりご辞退申し上げます」としている。