「需給・相場」の記事一覧
3月の米穀機構DI、逼迫感・米価とも見方ほぼ動きなし
逼迫感・米価ともに、その見方にほぼ動きがなかった。4月4日に米穀機構(福田晋理事長)が公表した「3月の米取引関係者の判断に関する調査結果(DI)」によると、現状は需給が▲3ポイントの「86」、価格は▲1ポイントの「94」とほぼ横這い。先行き(向こう3か月)も、需給が+1ポイントの「73」、価格も+ […]
総務省は4月4日、2月の家計調査結果を公表した。それによると「米」(2人以上の世帯全国1世帯1か月あたり)の支出金額は、前月比+320円(+13.4%)の「2,703円」だった。購入数量も、前月比では+0.10㎏(+2.7%)の「3.86㎏」と反発。前月が〝縁故米シーズン〟で支出金額・購入数量とも […]
江藤拓農相は4月1日の閣議後定例会見で、計21万tが落札された政府備蓄米の売渡入札に関し、「『不足分が充分に埋まったのではないか』という判断もできる数量だが、しばらく様子を見て市場の心理が『全く改善していない』と判断されれば、追加の措置を打つ必要があるのではないか」との認識を示した。その判断の時期 […]
農林水産省はこのほど、3月26~28日に実施した「政府備蓄米の買戻し条件付売渡」の第2回入札結果の概要を発表した(4月1日付)。落札数量は7万336tと、全量落札となった。 落札価格(加重平均)は、玄米60㎏税抜20,722円。容器包装込みで22,380円となる。入札に参加した集荷業者は4事業者だ […]
帝国データバンクは3月31日、4月以降の食品値上げの動向を公表した。食品主要195社を対象とした定期調査によるもの。それによると、4月の値上げは4,225品目と、1年6か月ぶりに4,000品目を突破した。 大規模な値上げラッシュ発生の見通し 家庭用を中心とした4月の飲食料品の値上げは4,225品 […]
農林水産省は3月31日、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、量販店での販売数量は改善したものの、前年同期割れは継続。販売価格の高騰はとどまることを知らず、前年同期比で2倍を超える水準まで値上がりしている。 P […]
㈱堂島取引所(大阪市、有我渉社長)は3月31日、令和6年産米の令和7年(2025)3月の「現物コメ指数」を、前月比▲296円の「26,946円」と発表した。 「現物コメ指数(主食用平均米価)」《JRPI:Japanese Rice Price Index》は、昨年8月13日から取引を開始した「米 […]
江藤拓農相は3月31日に臨時のぶら下がり会見を開き、政府備蓄米の追加放出の可能性を改めて示唆した。新たに実施した在庫調査の結果を受けたもので、「この先の品薄感が強いと感じている関係者が多いということも確認した」とし、「第1~2回の売渡でも、なお、不安感の払拭に至っていないと私が判断した場合には、さ […]
農林水産省は3月31日、生産者と小規模集荷・卸売業者を対象にした在庫等調査の結果を初めて公表した(関連記事)。 1.どういう調査? 毎月公表している在庫などの調査は生産者が対象外で、集荷業者も年取扱量500t以上/卸売業者は年4,000t以上が対象となっている。しかし、「流通の大宗を占めている集 […]